本日お話を伺うのは、大学3年生の美咲さん(仮名・21歳)。大学生活を送りながら、友人関係やアルバイトも充実している一方で、ずっと誰にも言えない悩みを抱えていました。
それは、21歳になるまで一度も男性と付き合った経験がなく、恋愛そのものに強い苦手意識を持っていたことです。
周囲の友人たちが恋人との旅行やデートの話をするたびに、「どうして自分だけ普通に恋愛できないんだろう」と感じるようになったといいます。
今回は、そんな美咲さんがハッピーロストバージンを知ったきっかけから、カウンセリングを経て自分自身の気持ちと向き合い、少しずつ恋愛への苦手意識を手放していった過程をお話しいただきました。
利用者インタビュー:美咲さん・大学生(21歳)

美咲さん、本日はお話を聞かせていただきありがとうございます。そして改めて、ご卒業おめでとうございます。



ありがとうございます。最初に相談した時の自分を思い出すと、本当に信じられないです(笑)。あの頃は、こういう話を誰かにすること自体が怖かったので。



最初のカウンセリングでも、「男性と付き合ったことがない」ということをかなり気にされていましたよね。



はい。私は中学、高校と女子が多い環境だったこともあって、男性と接する機会があまりありませんでした。



大学に入れば自然に彼氏ができるのかな、くらいに思っていたんです。でも実際には、男性と話すだけでも緊張してしまって。気づいたら大学3年生になっていました。



周囲の友人との違いを意識することもありましたか?



すごくありました。友達が彼氏の話をしていると、普通に笑って聞いているんですけど、心の中では結構焦っていました。



「初めて付き合ったのはいつ?」とか、「今まで何人と付き合った?」みたいな話になるのが一番苦手でした。聞かれないように話題を変えたり、曖昧に笑ってごまかしたりしていました。



恋愛をしたくないわけではなかったんですよね。



全然そんなことはなくて、本当はすごく恋愛してみたかったです。



大学でも「いいな」と思う人はいました。でも、もし付き合うことになったら、恋愛経験がないことを知られてしまう。それを考えると、自分から距離を縮められませんでした。



「21歳で何も知らないって引かれるかな」と考えてしまって、好きになること自体を避けていた感じです。



ハッピーロストバージンを知ったのは、どんなきっかけだったのでしょうか?



夜に一人でスマホを見ながら、「大学生 恋愛経験なし」とか「21歳 処女 恥ずかしい」みたいなことを検索していた時です。



最初は、同じように悩んでいる人の体験談を読むだけでした。その中でサイトを見つけました。



最初にサイトを見た時はどう感じましたか?



正直、「私には無理だ」と思いました(笑)。問い合わせフォームを開いて閉じて、また次の日に見て…というのを何回も繰り返していました。



でも、体験談を読んでいると、「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」と思えたんです。



それまでは恋愛経験がないことを、自分だけが抱えている秘密みたいに感じていました。だから、同じようなことで悩んでいる女性がいることを知れただけでも少し安心しました。



そこから実際に相談してみようと思った理由は何だったのでしょうか?



一番大きかったのは、大学生活が残り少なくなってきたことです。



就活も始まって、「このまま社会人になってもずっと同じことを悩み続けるのかな」と思ったら、それがすごく嫌になって。



すぐに何かを決めるというより、まず誰かに話を聞いてもらおうと思って問い合わせをしました。



最初のカウンセリングは緊張しましたか?



めちゃくちゃ緊張しました(笑)。最初の10分くらいは、「はい」とか「そうですね」しか言っていなかった気がします。



でも、無理に話を進められることもなくて、「どうして恋愛が怖いと思うようになったのか」とか、「今、本当はどうなりたいと思っているのか」を少しずつ聞いてもらいました。



その時に初めて、自分は恋愛そのものが嫌なのではなくて、「経験のない自分を知られること」が怖かったんだと気づきました。



カウンセリングを続ける中で、気持ちは変わっていきましたか?



少しずつ変わりました。



それまでは、「早く普通の人にならなきゃ」みたいな気持ちが強かったんです。でも話をしていくうちに、「誰かと比べる必要はないんだな」と思えるようになりました。



最初は「経験がない自分を変えたい」と思っていたのに、途中から「経験の有無だけで自分を嫌いになりたくない」という気持ちに変わっていったのを覚えています。



最終的に一歩踏み出そうと思えたのは、どんな気持ちからでしたか?



自分で決めたいと思ったからです。



友達が経験しているからとか、21歳だからとかではなくて、「これから恋愛を怖がらずに楽しめる自分になりたい」と思いました。



何度も話をして、自分の不安を知ってもらっていたので、「この人なら安心して相談できる」という気持ちも大きかったです。



実際にその日を迎えた時は、どんな気持ちでしたか?



もちろん緊張しました。でも、それ以上に「ここまで自分で決めて来たんだから大丈夫」と思えたのを覚えています。



無理をしなくていいことも事前に聞いていたので、怖くなったらいつでも気持ちを伝えられるという安心感がありました。



終わった後の気持ちはどうでしたか?



一番最初に思ったのは、「私、ずっとこれを必要以上に怖がっていたんだな」ということでした。



何か突然大人になったとか、人生が全部変わったとかではありません。でも、自分の中でずっと触れないようにしていた悩みと、ちゃんと向き合えたことが嬉しかったです。



その後、男性や恋愛に対する気持ちにも変化はありましたか?



以前よりずっと自然に考えられるようになりました。



前だったら男性からLINEが来るだけで、「もし付き合うことになったらどうしよう」と先のことまで考えてしまっていました。



今は、「この人と話すの楽しいな」とか「また一緒にご飯に行きたいな」と、その時の自分の気持ちを大事にできるようになりました。



最近、大学のサークルでよく話す男性がいるんです。まだ付き合っているとかでは全然ないんですけど(笑)、以前だったら自分から避けていたと思います。



以前よりも、恋愛の入口そのものを楽しめるようになったのですね。



そうだと思います。「彼氏を作らなきゃ」と焦る気持ちも前よりなくなりました。



今は、好きな人ができたら、その気持ちから逃げずに少しずつ関係を作っていけたらいいなと思っています。



最後に、美咲さんと同じように恋愛経験がないことで悩んでいる方へ、伝えたいことはありますか?



「恋愛経験がない=自分に何か問題がある」と思わないでほしいです。



私はずっと、「みんなができていることが自分にはできない」と思っていました。でも、人によってタイミングが違うだけなんだと思えるようになりました。



無理に何かをする必要はないと思います。でも、一人で考えていることがつらくなったら、まず誰かに相談するだけでも違うと思います。私にとっては、それが一番大きな一歩でした。



美咲さん、本日は率直なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。これからの大学生活、そしてその先の素敵な出会いを応援しています。
さいごに。
美咲さんが抱えていたのは、単に「恋愛経験がない」という悩みだけではありませんでした。
友人たちと自分を比較し、「普通ならもう恋愛を経験しているはず」と考えることで、いつの間にか恋愛そのものを怖いものにしてしまっていたのです。
今回、美咲さんが一番大きく変わったのは、経験の有無そのものではなく、「自分は自分のペースでいい」と思えるようになったことなのかもしれません。
ハッピーロストバージンでは、最初から何かを決断する必要はありません。
まずはカウンセリングを通じて、なぜ今悩んでいるのか、自分は本当はどうしたいのかを一緒に整理していきます。
「恋愛をしたことがない」「周りと比べて焦ってしまう」「誰にも相談できない」。そんな気持ちを一人で抱えているのであれば、まずは話してみることから始めてみてください。
誰かと比べるためではなく、あなた自身が納得できる選択をできるよう、丁寧に寄り添いながらサポートいたします。



